保険料を安くするポイント
1.2台以上車を所有している方は
核家族化が進んでいるとはいえ、一家に2台・3台と車を所有しているご家庭も多いはずです。そのようなご家庭なら「複数所有自動車割引」というシステムを活用することで自動車保険料が安くなります。
具体的には1台目の保険契約が5年以上無事故を続けた契約者に限って2台目以降の保険料を割り引くというものです。通常、新規に自動車保険へ加入した場合6等級からのスタートとなりますが、「複数所有自動車割引」が適用されると7等級からスタートすることが出来ます。2台目以降の自動車保険が「26歳未満不担保」または「30歳未満不担保」であれば、30%の割り引きになります。結構大きいですよね。
また、この割引は1台目の保険会社と2台目以降の保険会社が違う場合であっても1台目の保険証券や車検証などを保険会社へ確認をとってもらうと割引が適用されますので覚えておくとよいですね。
この「複数所有自動車割引」が適用されるには、5年以上無事故の契約者(11等級以上の人)で、原則として契約者と車の所有者が1台目と2台目以降の車の所有者が同じでなければいけませんが、最近では同居の親族ならOKという保険会社も多いので、加入をするときには確認をして下さい。「複数所有自動車割引」を適用していた同居の子供が結婚などで家を離れる場合には契約者を子供に名義変更する事で家を離れた後も同じ等級を引き継ぐことができますので、結婚と同時に保険料が上がることはありません。ただし、別居する前に名義変更をする必要がありますので気をつけて下さい。
この、「複数所有自動車割引」を知らないで自動車保険を契約している方が多いようです。2台目以降の車の購入を考えている方は是非覚えておくとよいですね。
また、多くの人は1年に1回自動車保険の更新がやってくると思いますが、その際にインターネットを利用して保険に加入すると保険料が安くなるインターネット割引制度があります。現在までのところ外資系保険会社を中心にこの制度を取扱っており、3000円ほど安くなるようです。
2.年齢条件が高いほど保険料は高くなる
自動車保険は年齢別に保険料区分が変わりそれぞれに保険料が変わってきます。年齢条件は基本的に、
@ 年齢を問わず担保(すべての年齢が対象)
A 21歳未満不担保(21歳以上のみ対象)
B 26歳未満不担保(26歳以上のみ対象)
C 30歳未満不担保(30歳以上のみ対象)
上記の4段階に分かれています。
※自家用5車種(自家用普通自動車、自家用小型自動車、自家用軽4輪乗用車、2輪自動車、原付自転車)に適用される年齢条件です。
そのため自動車保険を契約するときは、この年齢条件をしっかりチェックし、若い人が運転することもないのに、「年齢を問わず担保」でかけていては無駄に保険料を払っているのと一緒です。
年齢条件を設定するときに気を付けなければならないのは、家族などで1台のクルマを利用するケースです。その際は必ず運転する可能性がある人の一番若い年齢の人までもカバーしているかどうかを必ず確認してください。保険会社によっては、「子供特約」や「臨時運転者特約」等がありますので、これらの特約をうまく活用することがよいと思います。仮に、「30歳未満不担保」で自動車保険を契約してきた人も、子どもが免許をとって同じ車を利用する場合には、年齢条件を変更するか、または、「子供特約」等の特約をつける対応が必要です。契約見直しをせずに、18歳の子供が事故を起こしても保険金は支払われません。年齢条件の変更等は契約の途中でも出来ます。このようなケースでは、必ず保険会社に連絡を入れ手続きをしてください。その場合、満期までの保険料差額を払うことにより、「30歳未満不担保」から「年齢を問わず担保」に変更することが出来ます。
誕生日を迎えた場合などで年齢条件が変わる場合も、保険会社に連絡を入れ変更の手続きをしてください。満期まで待たずに保険料が安くなります。
3.家族しか運転しない方は
うちの車は家族だけしか運転しないという人は忘れずに「運転者家族限定特約」をつけておきましょう。運転者の範囲を狭めて、家族だけにする特約です。不特定の人に貸せなくなる分保険料が安くなります。家族とみなされる運転者の範囲ですが、「記名被保険者(契約車)、と配偶者、あるいは同居の親族、並びに別居の未婚の子が保険の対象となります。結婚して独立し、別のところに住んでいる子供には保険金は下りません。また、保険を申し込むとき、「主な運転者」の欄に被保険者以外の名前を記入すると、その「主な運転者」の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が補償の対象となります。ただし、この特約をつけた以上、家族以外の人がハンドルを握っても保険の対象にはなりませんので気をつけてください。
最近は、「運転者家族限定特約」の条件を、「夫婦だけが運転」「本人だけが運転」と、さらに細分化している保険会社も増えてきています。「運転するのは夫婦だけ」、「他人には絶対にハンドルを握らせない」という人は、こうした条件でさらに保険料を安くすることも可能です。
4.保険会社や車を変えると無事故等級はどうなるの
毎年安全運転で無事故等級を上げてきたのに、保険会社を変えたらまた最初から等級をあげなくてはいけないと思っている方も多いようですが安心してください。
これまでコツコツ上げてきた無事故等級は、車両入れ替えが可能な車種であれば、保険会社が変わってもそのまま引き継がれます。一からのスタート、ということにはなりませんので、安心して見積もりを取ってください。逆に、割増の等級も引き継がれますので、見積もりを取るときは正しく申告してください。
5.長期間車に乗らない方は
海外赴任などで長期間にわたって車に乗らない場合、保険会社に「中断手続き」を申請すると、通常であれば5年間、海外渡航の場合は10年間にわたって前に加入していた契約の等級をそのまま引き継ぐことができます。(海外赴任などで海外で車に乗ったとしても自動車保険の等級はあがりません。)
ただし、この中断手続きにはいろいろと条件があり、満期日までに車を廃車もしくは譲渡、返還していなければなりません。また、海外赴任の場合でいうと、あくまで仕事などのやむを得ない事情に限られており、長期の旅行などは対象から外れます。
「中断手続き」は、保険会社が発行する「中断の申請書」に必要事項を記入し、廃車や譲渡の証明書のコピーとともに提出すれば手続きは終了です。ちなみに、この手続きは満期日から13ヶ月間猶予があり、。決められた期間内(国内5年、海外10年)に新しくクルマを買った場合は、車検証の写しを見せれば、前と同じ等級で契約をスタートすることが出来ます。
※再契約に中断証明の等級を適用する際には、車を再取得した場合は取得後・車検登録後1年以内、海外渡航の場合は帰国後1年以内という条件がありますので気をつけてください。詳細につきましては保険会社や商品によって異なる場合がありますので、詳細については約款や保険会社に確認してください。
6.いくつもの保険会社から見積りをとる
ひと昔前まではどの保険会社の自動車保険に加入しても、年齢条件や車種が同じであれば大きく保険料が変わることはありませんでした。しかし現在では保険の自由化が進み、リスク細分型保険や新しい保険料率の適用、加入条件など、保険会社も工夫を凝らした商品を販売し、自動車保険料も保険会社によって大きく変わってきています。自分にあった自動車保険を見つけるためにも、面倒くさがらず数社の見積りをとってから、保険料や保障内容、サービス内容などを比較することも大切です
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